高濃度ビタミンC点滴療法

高濃度ビタミンC点滴療法

高濃度ビタミンC点滴療法認定医
キレーション療法認定医

慢性の歯周病に!アンチエイジングに!疲労回復に!

当院では、健康な歯肉の再生、歯肉の出血、歯周病予防、インプラント手術後、抜歯などの口腔外科手術後の傷の回復促進などの目的のため、高濃度ビタミンC点滴療法を行っています。

高濃度ビタミンC点滴療法は、血中のビタミンC濃度を急激に高めることで、高濃度のビタミンCを短時間で全身に行き渡らせます。全身に行き渡ったビタミンCは、全身の細胞にアンチエイジング効果をもたらし、免疫力の増強疼痛の軽減体調の改善歯周組織の改善といった効果を期待できます。また、全身の疲労回復美肌美白などの効果もあり、副作用のないガン治療としても注目される最新の治療法です。

ビタミンCが不足すると、正常なコラーゲン合成ができなくなるため毛細血管から出血し、歯肉炎(壊血病初期症状)や貧血、全身倦怠感、食欲不振、免疫力の 低下、肌のくすみ、しみ、しわ、がんのリスクが高まります。 高濃度ビタミンC点滴は直接体内に投与することで繊維芽細胞の働きを高めコラーゲンの生成を促進させる効果があります。
全身に行き渡ったビタミンCは、全身の細胞にアンチエイジング効果をもたらし、身体の中から若く、美しくなることへとつながります。

主な効果

歯周病、口内炎など口腔内の健康回復、術後の早期回復

ビタミンCの強力な抗酸化作用、コラーゲン合成、免疫機能強化などにより、歯周組織を改善します。
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メラニンの生成を抑えて、シミや肝斑・肌の色を明るくする美白効果

肌は紫外線を浴びると、肌内部を守るためにメラニンを生成します。それがシミのもとです。ビタミンCはシミの原因となるメラニンの生成を抑え、白く還元させる働きがあります。

コラーゲンの生成をサポートし、シワ・たるみがなく、弾力のあるみずみずしい肌に甦らせる

シワやタルミは、肌の弾力が失われることにより起こります。
ビタミンCは肌の弾力を保つ細胞コラーゲン、エラスチンを増やし、シワ、タルミを予防し、
ハリのあるみずみずしい肌へ導きます。

免疫機能を強化して、風邪の予防・全身の倦怠感や疲労を回復

ビタミンCは有害な活性酸素に対する抗酸化作用が強く、全身の倦怠感や疲労の回復を早めます。風邪などのウィルスによる感染症も予防します。

ストレスを和らげ、血中コレステロールを下げる

がん予防、がん治療

具体的投与方

歯周病の改善、お口の健康維持、美容・アンチエイジング等、肌荒れ、シミ・シワの改善や育毛効果、疲労回復、やる気UPを期待するなら、1回に25gのビタミンCを投与するのが理想です。

ひどく疲れていて、疲れが全くとれない人やニキビができやすかったり、アトピーやアレルギーなどで肌の状態が安定しない人、冷え性の人、肩こりや腰痛のひどい人などに効果が期待できます。

定期的に点滴を受けられることで、継続的な効果があらわれます。これらは月に1~2回が理想です。

使用する輸入ビタミンC点滴製剤について

使用する輸入ビタミンC点滴製剤について

ビタミンC注射薬の品質に注意!点滴は品質の良いビタミンC注射薬を使うクリニックで!

(1)防腐剤入りの国産ビタミンC注射薬は使用できません。

高濃度ビタミンC点滴では、外国製の防腐剤の入っていない、安全なビタミンC注射薬(1本25g)を使います。国産の注射薬には全て防腐剤(ピロ亜硫酸ナトリウム, チオグリコール酸ナトリウム)が添加されているので、高濃度ビタミンC点滴には向きません。残念ですが、点滴療法研究会の会員以外のクリニックの中には、 いまだ国産のビタミンC注射薬を使うところがあります。点滴前に外国製の防腐剤の入っていないビタミンC注射薬が使われているかを必ず確認しましょう。

(2)海外から冷蔵空輸されたビタミンC注射薬のみを使います。

ビタミンC注射薬は温度に不安定なため、製造工場からクリニックに届けるまで2~8℃の冷蔵保管が義務づけられています。ところが、中にはこの規則を守らないで、冷蔵せずに輸入する業者がいます。点滴療法研究会では、唯一アイルランド工場から冷蔵コンテナで日本に輸入しているマイラン社製ビタミンC注射液を会員に推奨しています。

副作用について

アメリカのカンザス州ウイチタ市にある国際人間機能改善センター(The Center for the Improvement of Human Functioning International)は高濃度ビタミンC点滴療法で有名です。これまでの15年間に3万件以上の高濃度ビタミンC点滴療法を実施してきました。このクリニックでは副作用によって死亡に至った例はありません。実際には殆ど副作用のない安全な治療だと言えます。
1例ですが点滴初日に腫瘍から出血を起こした事例の報告がありますが、大事には至っていません。このような腫瘍出血はこれまでの抗ガン剤の投与でも見られる副作用です。これを防ぐために初回はビタミンC15gから開始し、徐々に投与量を増加させます。

注意

糖尿病でインシュリンを注射されている方は、ビタミンC点滴後、10時間は簡易血糖測定器で血糖を測定すると、血糖値が見かけ上高値になります。実際に血糖値が高値ではありませんので、インシュリンを増量して注射しないように注意が必要です。

*投与前にはG6PD検査が必要です

点滴療法研究会ホームページ   https://www.iv-therapy.org/

料金

G6PD検査 ¥7,700(税込)
高濃度ビタミンC点滴(25g) ¥17,600(税込)
高濃度ビタミンC点滴(50g) ¥25,300(税込)
初診料 ¥3,300(税込)
再診料 ¥1,650(税込)

*歯周病予防、予防プログラムと併用して高濃度ビタミンC点滴を受けられる方は、上記の初診料、再診料はいただいておりません。