お知らせ

入れ歯の状態が高齢者の死亡リスクに関与!?

 

大阪大学大学院歯学研究科の研究によると、
後期高齢者のデータを分析した結果、
奥歯の噛み合わせの悪化が死亡リスクを
増加させることが明らかになりました。

 

特に、入れ歯の適合不良や未使用は、
死亡確率が適合良好な者よりも
高くなる可能性が示されました。
(C3の適合不良群が1.83倍、不使用群が1.79倍)。

アイヒナーの分類とは?

アイヒナーの分類は、
残っている奥歯(大臼歯)の「支持区」の数によって、
咬合の状態を分類する方法です。入れ歯や噛み合わせの評価に用いられます。

  • A分類:4つの支持区すべてが残っている(健全な咬合)。

  • B分類:2〜3つの支持区が残っている(部分的な咬合)。

  • C分類・D分類:支持区が存在しない(奥歯で噛めない状態)。

自分の歯を健康に保つことと同様に、
適切な入れ歯の使用が特に重要です。
奥歯の噛み合わせを守ることが、
高齢者の健康維持に役立つことが分かりました。

 

投稿日:2025年5月13日  カテゴリー:お知らせ, 入れ歯