秋の味覚で”歯と歯ぐき”を整えよう
こんにちは。雙葉デンタルクリニックです。
朝晩が少しずつ涼しくなり、
食欲の秋がやってきました。
実は、秋の旬食材には
「お口の健康」にうれしい栄養がたくさん。
今日は、ご家庭で取り入れやすい
“秋の味覚”を、歯科目線で
わかりやすくご紹介します。
1. 柿(かき):歯ぐきを守るビタミンCが豊富
柿にはビタミンCがたっぷり。
歯ぐきのコラーゲンを作るのに欠かせない栄養で、
出血しやすい歯ぐきのケアにも◎。
●おすすめの食べ方
食後のデザートに“ひと切れ”から。
食べすぎ防止にも。
渋み(タンニン)は着色の原因になることも。
食後はお水で軽くうがいを。
2. りんご:よく噛んで唾液アップ、表面もつるり
シャキシャキ噛むことで唾液がしっかり出て、
お口の自浄作用が働きます。
食物繊維が歯の表面を“軽く”お掃除してくれる効果も。
●ポイント
“りんごで歯みがき”はNG。
あくまで補助的な効果です。
仕上げは歯ブラシで!
酸味の強い品種は食後にお水でひと口うがい
→30分後の歯みがきが目安。
3. さつまいも:β-カロテンで粘膜をサポート
β-カロテン(体内でビタミンAに)や食物繊維が豊富。
口腔やのどの粘膜を守り、
乾燥する季節に心強い味方です。
●おすすめの食べ方
砂糖控えめの“焼きいも”が◎。
皮まで食べると食物繊維アップ。
糸状に残りやすいので、
詰め物・ブリッジの方は小さくカットして。
4. きのこ類:ビタミンDでカルシウムの吸収を助ける
天日干しのしいたけなどはビタミンDが多く、
歯や骨の材料であるカルシウムの吸収を助けます。
咀嚼回数が自然と増えるのも良い点。
●取り入れ方
お味噌汁や炒め物に“ひと品プラス”。
塩分は控えめ、よく噛んでゆっくり食べましょう。
5. 秋鮭・さんま:ビタミンDと良質な脂で歯ぐきを応援
秋に脂がのる魚は、ビタミンDやEPA/DHAが豊富。
歯周病の炎症を抑える働きが期待できます。
●ポイント
小骨には注意。
お子さまや入れ歯の方は骨を取り除いてから。
骨まで食べられる小魚料理(いわしの梅煮など)も
カルシウム補給におすすめ。
プラスワン:飲み物と果物の付き合い方
緑茶・ほうじ茶のカテキンには抗菌作用。
着色が気になる方は“お水と交互”に。
梨・ぶどうはみずみずしくておいしいですが、
ダラダラ食べは虫歯リスクに。
**「食べるときは一度に、食べたらお水」**を合言葉に。
食べ方のコツ(今日からできる3つ)
よく噛む(目安30回):唾液が出て酸が中和されます。
食べる順番:野菜→たんぱく質→主食の順で
血糖・虫歯リスクもコントロール。
食後ケア:まずはお水でゆすぐ→30分後に歯みがきが基本。
よくあるご質問
Q. 焼きいもを食べた後、すぐに磨いた方がいい?
A. すぐは避け、まずはお水でゆすぎ、
30分ほど置いてからが目安です。
Q. 果物でしみる感じがする…
A. 酸が原因のことも。
水で口を軽くゆすぎ、症状が続く場合はご相談ください。
Q. 入れ歯・インプラントですが注意点は?
A. 繊維質は挟まりやすいので小さく切る、
きのこ類は細かく刻む、骨や種はしっかり取り除きましょう。
定期検診・クリーニングのご案内
お口の状態は季節や体調でも変化します。
秋のうちにチェックして、
冬に備えた口腔ケアをはじめましょう。
気になる症状がある方は、
お気軽に当院までご相談ください。
本記事は一般的な情報提供です。
個別の症状や治療中の方は、
来院時に担当医へご相談ください。
雙葉デンタルクリニック
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投稿日:2025年9月16日 カテゴリー:お知らせ, 未分類