お知らせ

お口が乾きやすい方へ

唾液の働きを守るために、食生活で意識したいこと

「最近、口の中が乾きやすい」
「朝起きると口がネバネバする」
「水分がないと食事がしにくい」

このようなお悩みはありませんか?

唾液には、食べ物を飲み込みやすくするだけでなく、お口の中の細菌を洗い流し、むし歯や歯周病から歯を守る大切な働きがあります。

そのため、唾液の分泌機能が低下すると、お口の中の自浄作用や抗菌作用が弱くなり、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。

また、唾液に含まれるカルシウムやリン酸が少なくなることで、フッ素による歯の再石灰化も進みにくくなるとされています。

唾液と毎日の食生活には関係があります

唾液の量は、年齢や服用している薬、体調、ストレス、口呼吸など、さまざまな影響を受けます。

それだけでなく、毎日の食生活も、お口の健康を維持するうえで大切な要素の一つです。

特定の食品だけを食べれば唾液の問題が解決するわけではありませんが、栄養バランスを意識した食事は、唾液を含めた身体の機能を保つために役立ちます。

唾液の働きを守るために意識したい栄養素

資料では、安静時の唾液に関係する栄養素として、次のようなものが紹介されています。

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10を含む食品として、サバなどが挙げられています。

魚には、身体をつくるために必要なタンパク質も含まれています。

毎日の食事に、肉だけでなく魚もバランスよく取り入れてみましょう。

ビタミンA

ビタミンAを含む食品として、ニンジンなどがあります。

ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を保つために必要な栄養素です。

お口の中も粘膜で覆われているため、さまざまな食品からバランスよく摂取することが大切です。

ビタミンC

ビタミンCを含む食品として、ブロッコリーなどがあります。

野菜はビタミンだけでなく、食物繊維なども一緒に摂取できます。

柔らかい食べ物だけに偏らず、無理のない範囲でよく噛んで食べることも意識しましょう。

ビタミンE

ビタミンEを含む食品として、アーモンドなどがあります。

ただし、ナッツ類は硬いため、歯や入れ歯の状態によっては注意が必要です。

また、カロリーも高いため、一度に大量に食べるのではなく、適量を心がけましょう。

「これだけ食べれば大丈夫」ではありません

唾液のために特定の食品だけを大量に食べる必要はありません。

大切なのは、さまざまな食品を組み合わせ、栄養の偏りを減らすことです。

例えば、

  • 魚や肉、卵、大豆製品などのタンパク質
  • ニンジンやブロッコリーなどの野菜
  • ご飯やパンなどの主食
  • 適量のナッツ類
  • 十分な水分

などを、毎日の食事の中でバランスよく取り入れましょう。

よく噛んで食べることも大切です

食べ物を噛むと、その刺激によって唾液が分泌されます。

柔らかいものばかりを急いで食べていると、噛む回数が少なくなり、唾液腺への刺激も少なくなります。

食事の際には、無理のない範囲で、

  • 一口ごとによく噛む
  • 急いで飲み込まない
  • 食材の形や食感を残す
  • 左右の歯を使って噛む

といったことを意識してみてください。

ただし、噛むと痛い、噛みにくい、入れ歯が合わないという場合には、無理をせず歯科医院にご相談ください。

水分補給も忘れずに

口が乾いているからといって、唾液が少ないとは限りませんが、水分不足によって口の乾燥を感じやすくなる場合があります。

一度に大量の水を飲むのではなく、のどが渇く前に、こまめに水分を摂ることを意識しましょう。

ただし、水分補給のために、砂糖を含むジュースや清涼飲料水を頻繁に飲むと、むし歯のリスクが高くなります。

日常的な水分補給には、水や無糖のお茶などが適しています。

お口の乾燥が続くときは、食生活だけで解決しようとしないでください

唾液の分泌量が低下する原因は、食生活だけではありません。

年齢、服用している薬、全身の病気、ストレス、口呼吸などが関係していることもあります。

食生活を見直しても口の乾燥が続く場合や、食事や会話に支障がある場合には、歯科医院やかかりつけの医療機関に相談することが大切です。

宮原駅・日進駅近くの雙葉デンタルクリニックでは、歯や歯ぐきの状態だけでなく、お口の乾燥や唾液についてのお悩みもお伺いしています。

「フッ素入り歯みがき粉を使っているのに、むし歯になりやすい」
「口の中が乾いて、食事がしにくい」
「最近、口臭やネバつきが気になる」

このような症状がありましたら、定期検診やメインテナンスの際にお気軽にご相談ください。

投稿日:2026年7月30日  カテゴリー:お知らせ, 予防歯科, 口臭, 虫歯治療