歯周病の予防法
歯と歯茎の健康を守るためには、日々のケアと定期的なプロフェッショナルチェックが欠かせません。特に歯周病は、初期には自覚症状が少なく進行しやすいため、早めの予防が重要です。
1. 健康な歯茎を保つ
歯周病は歯と歯茎の境目にプラーク(歯垢)がたまることで始まります。まずは歯茎がピンク色で引き締まっている状態を維持しましょう。
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定期的に鏡で歯茎の色や腫れをチェック。
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朝・夜の歯磨き前後に歯茎マッサージを行い、血行促進。
2. 正しい歯磨き習慣
歯ブラシの当て方や磨く順序が適切でないと、歯と歯茎の境目にあるプラークが落ちにくくなります。
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毛先を45度に当て、やさしく小刻みに動かす。
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1本1本、歯の表側・裏側・噛む面を丁寧に。
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3分以上かけて全体を磨く。
3. デンタルフロス(糸ようじ)の活用
歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れは十分に落とせません。
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毎晩、歯の間1本ずつフロスを通し、プラークを除去。
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フロスの先端を細かく動かし、歯の側面に沿って掃除する。
4. 歯科定期検診・プロフェッショナルケア
自宅でのケアだけでは落としきれない歯石は、専門家によるクリーニングが必要です。
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半年に1回はスケーリング(歯石除去)とPMTC(機械的清掃)を。
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検診時に歯茎のポケット深さを測定し、早期の歯周病兆候をチェック。
おわりに
毎日のセルフケアとプロのチェックを組み合わせることで、歯周病を効果的に予防できます。健康な歯茎は、全身の健康にもつながりますので、ぜひ今日から取り入れてみてください。
※当院では歯周病予防のためのブラッシング指導や定期検診を随時受け付けております。
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
投稿日:2025年5月27日 カテゴリー:お知らせ, 予防歯科, 歯周病